独りよがりな運転は、ときに大事故につながる恐れがあります。
「俺の道は俺の道、お前の道も俺の道…」とジャイアンのような運転をしていると、他車や同
乗者にとても迷惑です。
今回紹介する思いやり運転に関しては当たり前のことが多いです。教習所でも習うこともあります。
なので、そんなこと当たり前じゃん!知ってるよ!という方は引き続き思いやりを持って運転していてだきたいと思います。
そうでない方は、自分の運転を見直す場としてご活用ください。
目次
思いやり運転とは?
事故を防止するために相手が安全に行動しやすいようにしてあげる運転のこと。
思いやり運転で検索すると一番上に表示されるサイトから抜粋しました。
独りよがりにならず、相手のことを最優先に考えた運転ってことですね。
相手に優しくすることで自分にも返ってくるという考え方が大事ですね!
かくいう私ができているか?と問われると、できていないように思います。
どちらかというと運転すると強気になってしまうタイプなので…気を付けます…
急発進・急停車を避ける
急発進・急停車は同乗者や他車に不快な思いをさせると同時に、自車への負担にもなります。
だれも得をしない運転なので気をつけましょう!
アクセルをゆっくり踏み出すことで急発進は防げます。簡単ですね!
急停車は車間を十分に空け、前の車のテールランプを見ていれば簡単に防げます。2台前くらいまで見るようにすると余裕がもてますね!
曲がるギリギリでウィンカーを出さない
後続車が近い場合、衝突の恐れがありとても危険です。
早すぎても「この人どこで曲がるんだろう…」と思われますので、タイミングが重要です。
教習所では「30m手前で」と教わりますが、40km/hのスピードでこれはちょっと早いように思います…
スピードによって適切なタイミングが変わるので難しいですが、体感的に覚えるほかありません。
後続車のドライバーの気持ちになって考えれば自然と答えが出るのではないでしょうか?
車間距離を詰めすぎない
走行中・停車中ともに車間距離を詰めすぎないように注意してください。
走行中だと、前の車が急停車したときに対処しきれません。
万が一、急ブレーキをかけて停車できたとしても今度は後続車に迷惑がかかります。
停車中は、前の車がマニュアル車の場合、後ろに下がってくる恐れがあります。これは相手が悪いとはいえ車同士だと10:0はありえません。
面倒事を増やさないためにも車間距離には注意してください。
お礼はクラクションではなくパッシングで
クラクションでお礼を言う人って結構いますよね?
状況的にクラクションじゃないと相手に伝わらない!ということであれば話は別ですが、日常的にクラクションを使っている人には注意してほしいと思います。
当事者同士であれば「今のはお礼なんだ」と分かりますが、周りからしたら緊張が走る瞬間です。
クラクションは警告音なので当然のことです。
歩行者からしたらさらに迷惑な行為です。
これは法律的にも問題が出てきます。
歩行者にクラクションは違法
自動車がクラクションを鳴らしていいのは危険を防止するためやむを得ない場合のみ(54条2項)
ということで、法律的にも問題があります。
歩行者に対して鳴らしたわけではなくても、歩行者側が「自分にだった」などと言われてしまえば不利な状況になってしまいますので、クラクションの使用を避けることが無難でなないでしょうか?
雨の日、歩行者の横を通過するときはゆっくり過ぎるくらいの徐行を
- 間隔を十分に空ける
- 遅すぎるくらいの徐行をする
この2点を行って、歩行者に優しい運転を心がけましょう。
徐行は、自分が思っている以上に遅い速度がベストです。(15~20km/h)
常に「かもしれない」運転を
教習所で習う初歩的なことですね。
常に危険予測をしながら走行することでもしものときにも素早く対応ができます。
自分が起こしてしまうだけが事故ではありません。
他人から事故をもらわないためにも「かもしれない運転」を心掛けましょう!
対向車が来たらロービームに
私のように低い車に乗っているとロービームでもハイビーム並みに眩しいときがありますが…
最近は対向車を感知したら自動でロービームに切り替えてくれる車もあります。
逆に言うと、そういう機能を付けないと切り替えないとも言えるんですよね…
車のヘッドライトって中心軸が少し左にずれてる(左が高く右が低い)って知ってました?
どういうことかというと、左側を多く照らしているんです。
これは歩道を歩く歩行者を発見しやすくすると同時に、対向車が眩しくないようにもなっています。
じゃあ直接当たってたらどんだけ眩しいんだよ!って話ですが…
さいごに
思いやれるところはまだまだたくさんあると思います。
そしてチャンスは車に乗ったその瞬間から訪れます!
ひとのためにしたことはいつか自分にも返ってきますので、思いやりの心を持って、心穏やかに運転しましょう!